![[写真=HMM]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/02/20250902162348317988.jpg)
SK海運の部分売却を推進していた私募ファンド運用会社のハン・アンド・カンパニーが、優先交渉対象者のHMMとの交渉を中断した。
1日、業界によると、ハン・アンド・カンパニーは最近、HMMとの交渉が事実上失敗したと結論を下し、国内外の買収候補者の物色に乗り出したという。 これを受け、HMMの優先交渉対象者の地位も終了する見通しだ。
ハン・アンド・カンパニーは2月、HMMを優先交渉対象者に選定した以後、実態調査と条件協議を進行した。 だが、買収価格および雇用継承方案など核心事案を巡り異見を狭めることができなかったと伝えられた。
HMMは、SK海運のLNG船事業を除いた原油船、製品船、LPG船、バルク船、バンカーリング船(燃料供給船)中心の事業部門に関心を示した。 SK海運の買収を通じてコンテナ船中心の事業ポートフォリオを多角化しようとしたが、交渉決裂により計画に支障が生じた。
業界ではHMMが約1兆2000億ウォン規模の買収価格を提示し、ハン・アンド・カンパニーは約2兆ウォンを要求したことが分かった。
一方、SK海運は2018年、ハン・アンド・カンパニー買収以後、非核心事業の整理と長期運送契約拡大、老朽船舶売却などで実績と収益構造を改善してきた。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。