![[写真=ハンファビジョン]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/02/20250902115255188550.jpg)
ハンファビジョンが南米のセキュリティ市場で差別化された人工知能(AI)競争力を通じ、現地市場の先取りに乗り出す。
ハンファビジョンは先月27~29日、南米コロンビアのボゴタで開かれた国際セキュリティ展示会「ESS+(Efficiency・Security・Safety)」に参加し、AIカメラ基盤の先端ソリューションを披露したと1日、明らかにした。
ESS+は中南米3大セキュリティ展示会の一つで、毎年400社余りの企業がブースを設ける。 今回の展示で、ハンファビジョンは最新AIチップセット「ワイズネット(Wisenet)9」、主要産業別のAI映像ソリューション、クラウド基盤ソリューションなど主力AI製品を展示した。
現場を訪れた観覧客は、スマートシティセキュリティのためのAI映像ソリューションに大きな関心を示した。 特に、△広範囲な空間を監視する超高画質AIカメラ △車両ナンバープレート認識が可能な31倍ズームカメラ △360度モニタリングに適したAIマルチディレクショナルカメラなどが注目された。
南米の映像セキュリティ市場は、政府主導の治安強化政策やスマートシティプロジェクトの活性化などに支えられ、毎年10%台の成長率を見せている。 特に、犯罪予防のための顔認識ソリューションが注目され、公共セキュリティ市場のAI転換にも速度がついている。
ハンファビジョンはこのようなAIセキュリティ市場を先取りするため、顧客との接点拡大に集中している。 8月初めにはハンファビジョンの技術力を市場に効果的に伝えるための技術体験館「HITE(Hanwha Innovation & Technology Experience)」をブラジル・サンパウロに開館した。 中南米地域ではメキシコシティに次いで2番目の体験館だ。
ハンファビジョン関係者は“南米市場では治安強化のためのAIカメラ導入が急速に拡大している”とし、“革新技術基盤の先端映像ソリューションを披露し、安全なスマートシティを造成することに寄与するだろう”と述べた。
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