![[写真=ハンコックタイヤ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/16/20250816151622976581.jpg)
ハンコックタイヤ・アンド・テクノロジー(以下ハンコックタイヤ)は今年第2四半期のグローバル連結経営実績基準で、売上高5兆3696億ウォン、営業利益は3536億ウォンを記録したと14日、明らかにした。 前年同期比売上高は131.7%増えた反面、営業利益は15.8%減った数値だ。
ハンコックタイヤは今年第1四半期から子会社に編入されたハンオンシステムを連結実績として反映しており、第2四半期から企業買収価格配分(PPA、Purchase Price Allocation)を認識し始めた。
タイヤ部門の売上高は前年同期比8.4%増の2兆5114億ウォン、営業利益は17.5%減の3464億ウォンと集計された。
グローバル市場での交換用及び完成車ブランドの新車用タイヤの販売増加、高付加価値製品の販売割合の拡大で売上高は増加した一方、営業利益は材料費と運賃費、米国自動車部品の関税などの影響で減少した。
熱管理部門であるハンオンシステムの売上高は前年同期比11.7%増の2兆8581億ウォン、営業利益は前年同期比10.2%減の643億ウォンを達成した。 営業利益が1年前よりは減ったが、前四半期と比べては205.1%増え、収益性が改善されている。
ハンコックタイヤの上半期累積基準の乗用車・軽トラック用タイヤの売上高のうち、18インチ以上の高インチ製品の販売割合は47.2%で、前年比0.6%p増加した。 また、同期間、乗用車・軽トラック用新車用タイヤの売上高のうち、電気自動車の割合は24%で、昨年比7%p成長した。
ハンコックタイヤは第2四半期にルシード・モータースの電気SUV「ルシード・グラビティ(Lucid Gravity)」、起亜の電気セダン「EV4」、ピックアップトラック「タスマン(Tasman)」に新車用タイヤを供給し、現在、ポルシェ、メルセデス・ベンツ、BMWなどグローバル約50の完成車ブランド280車種に及ぶポートフォリオを構築し、トップティア(Top Tier)の技術力を立証している。
世界初のフルラインナップ電気自動車専用タイヤブランド「iON」製品群は、ドイツの自動車専門誌「Auto Bild」主管のタイヤ比較テストで1位になり、最高レベルの電気自動車専用タイヤ技術力を証明した。
これと共に、「FIAワールドラリーチャンピオンシップ(WRC)」、「FIAフォーミュラEワールドチャンピオンシップ」、「ランボルギーニスーパートロフェオ」など、70余りのグローバルモータースポーツ大会にレーシングタイヤの供給及び参加チームの後援を通じて確保したデータを活用し、超高性能タイヤの技術力を強化している。
一方、ハンコックタイヤは世界中の8つの生産基地を運営しており、グローバル生産基地の生産効率の最大化に集中している。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。