![[写真=大韓電線]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/13/20250813230030379721.jpg)
大韓電線が海外生産インフラの拡張を通じ、グローバル競争力をさらに強化する。
大韓電線は13日、ベトナム生産法人であるTAIHAN CABLE VINAが400kV級超高圧(EHV)ケーブル生産工場を建設すると明らかにした。 大韓電線が海外に確保する初の超高圧ケーブル工場で、現地生産体系の高度化を通じ、グローバル受注競争力を高めるという戦略だ。
新規工場は、TAIHAN CABLE VINAの既存ケーブル工場が位置しているベトナム南部のĐong Nai省ロングタン産業団地内の約5万6200m²(約1万7000坪)の敷地に造成される。 来年上半期に着工し、2027年の稼動を目標にしている。 ベトナムには400kV級超高圧ケーブルの生産工場がなく、工場完工時にTAIHAN CABLE VINAは現地唯一の400kVケーブル生産基地を確保することになる。
工場建設には750億ウォン程度が投入される展望であり、大韓電線はTAIHAN CABLE VINAが工場建設のために調達する約630億ウォン規模の債務を保証し、安定的なプロジェクト推進を支援する予定だ。
TAIHAN CABLE VINAは今回の投資を通じ、ベトナム市場内の超高圧ケーブル需要増加に対応すると同時に、ヨーロッパ・米州・オセアニアなど需要拡大が展望される主要国家への進出を加速化する計画だ。 また、持続的な設備拡充と技術開発を通じて唐津(ダンジン)ケーブル工場をつなぐ第2のグローバル生産基地に育成するという方針だ。
ベトナムは急速な産業化で電力需要が急増している。 2030年までに年平均約10~12%の需要増加が予想され、特に、220kV以上の超高圧ケーブル送電網に対する大規模な新規事業が予定されている。 このように内需市場が拡大する中、人件費と物流費節減による価格競争力確保が容易で、グローバル受注にも有利な条件が造成されている。
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