![[写真=現代製鉄]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/08/12/20250812121759276492.jpg)
現代製鉄がグローバル鉄鋼会社およびエネルギー・商社企業と提携し、炭素捕集・活用・貯蔵(CCUS)ハブ発掘のための共同研究に乗り出す。
現代製鉄は7日、シンガポールでオーストラリアのBHP、シェブロン、日本の三井物産、インドのJSWスチール、アルセロール・ミッタル-日本製鉄合弁会社のAM/NSインディアの5社とコンソーシアムを構成し、「CCUS Hub Study」の本格化に向けた共同研究協約(JSA)を締結した。
「CCUS Hub Study」は、様々な産業施設から排出される二酸化炭素を一ヶ所に集めて圧縮・処理する核心拠点(Hub)を発掘するプロジェクトだ。 グローバルエンジニアリング企業のHatchが運営を担当し、地上ハブに集結した二酸化炭素は最終的に海洋貯蔵所に移送され、地下に永久貯蔵される予定だ。
参加企業は18カ月間、東南アジアとオーストラリア北部地域を中心にハブ候補地を選定し、建設・運営の事業化の可能性を検討する。 今回の協約で、現代製鉄はアジアで初めて産業界主導のCCUSハブ研究に参加することになり、グローバルネットワークを一層強化することになった。
現代製鉄はこれまで自主的な炭素削減努力と共に、海外産業体との連係方案を模索してきた。 同社はCCUSを2050年の炭素中立達成のための核心手段の一つと見ている。
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