![[写真=SKネクシリス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/18/20250618165058100811.png)
SKCの二次電池用銅箔事業投資会社であるSKネクシリスが、日本の総合商社である豊田通商から1500億ウォン規模の投資誘致に成功した。
SKCは18日、SKネクシリスのマレーシア法人の一部持分を豊田通商に譲渡し、1億1000万ドル(約1500億ウォン)規模の投資を誘致する投資契約締結式を開催したと明らかにした。
今回の投資誘致で、両社は戦略的パートナーシップを強固にするものとみられる。 SKネクシリスは豊田通商との協力で、マレーシア工場の安定的な稼働基盤を確保することになった。 豊田通商はトヨタ自動車と米国に大規模なバッテリー工場を建設しているだけに、今後、SKネクシリスとの協力を通じ、バッテリー素材である銅箔の需給方案を用意することになった。
両社は核心原料供給にも相互協力することにした。 SKネクシリスは豊田タ通商が推進してきた二次電池の主要原材料事業の力量を基に、円滑な銅箔原材料の需給が可能になると期待している。 SKネクシリスが保有している次世代集電体の開発能力を基に、豊田通商と次世代バッテリーの開発努力も傾ける予定だ。
SKネクシリスは今回の協力を通じ、今年、グローバル生産拠点の安定化に集中する計画だ。 マレーシア工場は主要顧客との長期契約を通じて中長期供給安定性を確保している。 ポーランド工場は欧州の需要回復に合わせ、直ちに対応できる体系を整えつつある。
SKネクシリス関係者は“世界最高の銅箔製造技術力を備えたSKネクシリスと原材料流通競争力を持つ豊田通商の戦略的協業は、グローバル電気自動車市場で両社の競争力を高める動力になるだろう”とし、“最近、韓日両国間の経済協力の重要性が高まっているだけに、今回の投資協約が信頼を土台にした持続可能なパートナーシップの出発点になることを期待する”と明らかにした。
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