![[写真=LG CNS]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/17/20250617152012847699.png)
LG CNSは「フィジカル人工知能(AI)」時代を先導するために産業用AIヒューマノイドロボット市場の先取りに乗り出す。
LG CNSは米国のAIロボット企業「Skild AI」と韓国で初めて戦略的協力契約を締結し、投資も断行したと17日、明らかにした。 今回の投資はLGの企業主導型ベンチャーキャピタル「LGテクノロジーベンチャーズ」を通じて行われた。
Skild AIはAIロボット分野で世界的に注目されるグローバルトップティアAIロボット企業に挙げられる。 Skild AIの核心技術はロボットの行動を決定する頭脳の役割をするロボットファンデーションモデル(RFM)だ。 このモデルはイメージ、テキスト、音声、映像など大量のデータを学習し、ロボットが自律的に探索し、物体を操作し、周辺環境との相互作用する高度化された作業を可能にする。 ヒューマノイドロボットだけでなく、すべての形態のロボットに適用できる汎用性を備えたのが特徴だ。
LG CNSは今回の戦略的協力を通じ、Skild AIのロボットファンデーションモデル基盤の産業用AIヒューマノイドロボットソリューションを開発する計画だ。 このソリューションは製造、物流など産業現場のデータとしてファインチューニングされ、従来のロボットがやりにくかった多様な作業を支援する。
従来はロボットを作動させるために各業務別にモデルを開発・制御し、費用と時間が多くかかったとすれば、ロボットファンデーションモデルは産業現場の業務写真・映像データだけで早く学習し、自律的に行動する。
産業用AIヒューマノイドロボットは工場設備モニタリングと運営、製品組立、有害物質投入、物流センターの物品ピッキング・積載作業など、反復的で高強度であり、危険な作業を効果的に遂行できる。 都心環境では高齢者ケアやパトロール業務など、サービス型ロボットとしても活用できる。
LG CNSはスマートファクトリー、スマート物流、スマートシティなど多様な産業領域の顧客を対象に「AIヒューマノイドロボット統合サービス」を提供する予定だ。
このサービスは△Skild AIのロボットファンデーションモデル △LG CNSが独自開発したロボット制御・管理・運営統合プラットフォームおよびスマートファクトリー・物流・シティソリューション △ロボットハードウェアなどで構成される。 ハードウェアの場合、ロボット製造企業との協力を通じて進められる予定だ。
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