![[写真=ロッテバイオロジクス]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/17/20250617113414893307.png)
ロッテバイオロジクスはグローバル新薬開発専門企業「Axcelead」と革新新薬開発企業「Kanaph Therapeutics」と抗体-薬物接合体(ADC)開発のための「ADCツールボックス(Toolbox)」構築を目標に3者業務協約(MOU)を締結したと16日、明らかにした。
今回の協約で、3社は次世代抗がん剤であるADC開発の核心技術であるリンカー(Linker)およびペイロード(Payload)の共同研究·開発に協力する計画だ。
Axceleadは、日本の武田製薬から分社した世界的な新薬開発委託研究企業(CRO)で、武田の120万種以上の化合物と1000件以上の新薬開発データが集約されたレガシーライブラリーを活用し、従来のADCに適用されなかった新しいペイロード候補物質を発掘する予定だ。
Kanaph Therapeuticsは、抗体-薬物接合体(ADC)の開発で、従来のリンカーとペイロードの限界を克服する革新的なプラットフォームの構築に集中する計画だ。
この業務協約を通じて開発されたリンカーとペイロードなどの結果物はロッテバイオロジクスに移転され、会社はこれを土台にソルフレックスリンクなどADCプラットフォームの競争力を一層強化していく方針だ。
今後、ロッテバイオロジクスは顧客の要求に合わせて多様な技術を選択・活用できるADCツールボックスサービスを提供する予定だ。 これはADCモダリティに対し、研究開発からGMP生産まで含めたワンストッププラットフォームサービスとして一層強化される見通しだ。
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