![[写真=SKイノベーション]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/16/20250616114853558071.jpg)
SKイノベーションが蔚山(ウルサン)地域の人工知能(AI)スタートアップと共同開発したAIソリューションが産業設備診断自動化分野で政府認証を初めて獲得した。
SKイノベーションはスタートアップ「ディープアイ(DEEP AI)」と共同開発した「AI熱交換器非破壊検査自動評価ソリューション」が産業通商資源省の新技術認証(NET認証)に選定されたと15日、明らかにした。
NET認証は、産業技術革新促進法によって国内で初めて開発されたり、革新的に改善された優秀技術を政府が公式認証する制度だ。 この認証は△独創性 △完成度 △産業適用の可能性などを総合的に評価し、技術商用化と拡散を支援するために用意された。
該当AIソリューションは、超音波で熱交換器を撮影した後、AIが検査データを分析して欠陥を見つける方式で、欠陥探知精度が95%以上であり、判読時間も90%以上短縮することができる。
従来は超音波で撮影したデータを専門家が直接目で判読し、欠陥を発見した。 専門家の経験と力量に依存するため、正確性と速度に限界があった。 専門家の数が減っている点も問題だった。
今回のNET認証を受けたAIソリューションは、SKイノベーションの蔚山Complex(SK蔚山CLX)が実証現場、設備運営ノウハウ、蓄積されたデータを提供し、ディープアイのAI分析技術が融合して完成した。
SKイノベーションとディープアイは今回の認証を基盤に、精油・石油化学産業だけでなく、発電・バッテリー・鉄鋼など多様なプラントおよび産業現場、グローバル設備診断市場に事業を拡張するという計画だ。 特に、ディープアイは韓国水力原子力が制度的に支援するスタートアップであり、今後、SMR(小型モジュール原子炉)を含む次世代原発技術領域への進出も構想している。
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