![[写真=ネイバー]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/10/20250610165739365672.png)
チームネイバーがサウジアラビアと共に進行中のデジタルツインプラットフォーム製作・構築プロジェクトがメッカ、メディナ、ジェッダの3都市を対象にまず完了し、スマートシティ具現のための基盤を用意したと10日、明らかにした。
サウジアラビアは先端技術を活用した未来都市造成を通じ、スマートシティ分野のグローバル先導国に跳躍することを目標にしている。
このプロジェクトは自治行政住宅部傘下のBaladyと国立住宅公社傘下のデジタル専門企業であるNHCイノベーションが主導し、チームネイバーが技術協力パートナーとして参加している。
デジタルツインプラットフォームは計6800㎢規模で、ソウル市の面積の約11倍だ。 含まれた建物の数だけでも92万棟に達する。 このプラットフォームは、高解像度3次元(3D)モデルと多様なリアルタイムデータを統合し、都市計画関係者とエンジニア、管理者がより精密で効率的な意思決定を下すことができるように支援する。
プラットフォームは都市開発と管理全般を支援する多様な機能を提供する。 地形分析を通じて土工量や傾斜度を把握することができ、スカイラインと日照量なども分析可能で、眺望権の検討に活用される。 過去の洪水履歴や都市内の水路情報、降雨レーダーなどを活用して危険地域を視覚化し、リアルタイムでモニタリングできるようにしたのも特徴だ。
Baladyは今後、デジタルツインプラットフォームの適用対象を全国に拡大し、これを国家レベルの核心インフラに発展させ、公共および民間分野での活用事例を積極的に発掘する計画だ。
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