![[写真=ハンファオーシャン]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/06/04/20250604153817162833.jpg)
ハンファオーシャンがグローバル船級との協力を通じ、独歩的なエコ船舶技術の確保に拍車をかけている。
ハンファオーシャンはノルウェーのオスロで行われている国際船舶展示会「Nor-Shipping 2025」で、韓国船級(KR)、ノルウェー船級(DNV)などと計3件のエコ技術協力了解覚書(MOU)を締結したと4日、明らかにした。 次世代エコ船舶技術の開発に向けたグローバル協力を通じ、炭素中立船舶技術の確保を主導していくという戦略だ。
まず、ハンファオーシャンはKRと15万CBM級の超大型アンモニア運搬船の開発に乗り出す。 今後、アンモニアの運送量が増えることに備え、先制的にアンモニア運搬船の大型化の先頭に立つ計画だ。
現在建造されているアンモニア運搬船は9万3000CBM級が最も大きいサイズだ。 アンモニアは燃焼時に二酸化炭素が全く排出されないエコ燃料で、今後、無炭素時代を導いていく代表的な燃料として脚光を浴びている。 特に、簡単な工程を通じて水素に変換することができ、現在まで最も経済的な水素運搬手段でもある。
ハンファオーシャンはKRとLNG運搬船の船首居住区配置設計変更を推進するための技術協力も推進する。 これを通じて船舶後方空間の活用度を極大化し、停泊および荷役作業の効率性と安定性を高めるという計画だ。
ノルウェー船級のDNVとはMCTIB燃料タンク関連の技術協力を推進する。 両社はMCTIB燃料タンクの蒸気圧制限を上方修正する技術開発を通じ、船舶停泊中に外部電源を活用する「cold ironing」環境に最適化できるようにするという計画だ。
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