
25日午後、6月3日の韓国大統領選挙を控え、米国から民間選挙監視専門家らが仁川空港を通じて入国した。
この日、現場にはこれまで選挙の透明性と公正性を叫んできた閔庚旭(ミン・ギョンウク)元議員とパク・ジュヒョン弁護士(KCPAC代表)をはじめとする数百人の人波が彼らを歓迎した。特に、不正選挙を明らかにするための若者の集まりであるYEFF(Youth Election Fraud Fighters)のイ・ソジン代表(ソウル大学英語英文学科在学生)や自由大学のパク・ジュンヨン代表(延世大学在学・弾劾反対時局宣言代表)を中心とする若者は監視団に向けて「U.S.A!」をずっと叫んだ。
この日入国した「米国選挙監視団」は、Morse H. Tan(元米国務省北朝鮮人権特使)元国際司法大使をはじめ、John Mills(米国防総省元局長)米退役米陸軍大佐、Grant Newsham(元米海兵隊大佐)など3人。翌日からBradley A. Tayer(国際安保政策専門家・シンクタンクCSP中国政策プログラム責任者)氏も合流する予定だ。また、ゴードン・チャン博士が彼らの活動を伝えるという。
米国選挙監視団は27日火曜日午前9時から午後1時30分まで韓国プレスセンターで「公正な選挙、検証が作る」という主題で記者会見と懇談会を皮切りに本格的な活動に突入する。
主催側のYEFFと韓国保守主義連合(KCPAC)は、今回の行事が米選挙監視団代表団の訪韓に合わせて用意されたもので、選挙の安全性と透明性や国民の信頼向上を主要議題として扱うと明らかにした。さらに、「韓米両国の選挙透明性事例と国際的基準、そして自由民主主義国家で選挙監視の重要性について意見を交わす予定だ」と付け加えた。

主催側は、今回の国際選挙監視団の記者会見および懇談会を契機に、韓国大統領選挙の信頼性と国際的地位を高めることができるだろうと期待し、「6.3大統領選挙はこのまま安全なのか?透明性と国民の信頼が優先だ」というスローガンのもと、選挙過程全般に対する国際監視と協力の必要性を強調した。
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