ソウルのバス労組、順法闘争を再開…8日にストライキを議論

  • 市、地下鉄47回増便など交通対策を準備

  • 通常賃金イシュー関連市・道共同対策会議

写真連合ニュース
[写真=聯合ニュース]


ソウル市内バス労組が7日未明、始発から順法闘争に再突入した。通常賃金問題を巡り労使間の異見が狭まらなければ、順法闘争が全面ストライキに転換される可能性も排除できない。

ソウル市内バス労組は労使間賃金・団体協約(賃金団体協約)交渉が決裂した翌日の先月30日、順法闘争に突入した以後、この日明け方4時に始発から順法闘争を再開した。順法闘争は、乗客が交通カードを押して席に座るまで出発しないなど、乗客の安全を確保しながら運行し、延着を誘導する方式で進行する。

労使は最近、水面下で意見を交わしたが、具体的な方案は導き出せなかったと伝えられた。労組は8日に予定された全国自動車労組地域代表者会議で、今後の全面ストライキ可否と対応方案などを議論する。

労使間の核心争点は通常賃金の改編問題だ。労組は昨年12月、最高裁の全員合議体の判決により、定期賞与金を通常賃金に反映しなければならないと主張している。一方、会社側は賃金負担があまりにも大きいとし、賃金体系自体を改編した後、賃金引上げ率を決めなければならないという立場だ

ソウル市はバス労組の順法闘争にともなう市民の不便を最小化するために特別交通対策を用意した。地下鉄出勤の混雑時間を午前7時から10時まで1時間増やして運営し、出勤時間帯の地下鉄運行回数も47回増やす。

市はこの日、最高裁の通常賃金判決が市内バス準公営制に及ぼす影響に対応するため、地方自治体共同対策会議を開催した。この席で最高裁通常賃金判決要旨と争点、地方自治体別賃金・団体交渉推進現況共有、地方自治体間協力強化と共同対策などを模索した。

市関係者は「通常賃金問題と係わって自治体間共同対応が必要だという共感帯が形成された」とし「市道別賞与金などそれぞれ違う環境による細部的な論議など会議を通じて具体的な方案を用意する計画」と明らかにした。


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* この記事は、亜洲経済韓国語記事をAIが翻訳して提供しています。
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