![[写真=KAI]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/04/29/20250429112305716881.jpg)
韓国航空宇宙産業(KAI)は政府が推進する「6G国際標準基盤の低軌道衛星通信システム開発事業」で、衛星本体および体系総合開発業者に選定されたと28日、明らかにした。
今回の事業は、韓国低軌道衛星通信システムの開発を通じて核心技術を自立化し、グローバル市場進出の力量を確保するために推進された。 KAIは衛星本体を開発し、通信搭載体を含めた体系総合を行うなど、衛星体の開発から組み立て、試験、売り上げまで行うことになる。
事業期間は今年から30年まで計6年であり、計3200億ウォンを投入して低軌道通信衛星2基と地上局・端末局で構成された低軌道衛星通信システム構築を目標にする。 低軌道通信衛星は既存の移動通信地上網の制約を克服し、山間・砂漠・海上・航空機内など地球上のすべての所に通信サービス提供が可能だという点が特徴だ。 KAIが未来事業として推進中の次世代空中戦闘体系とAAV、AIパイロット基盤の多目的無人機運用のための核心分野でもある。
KAIは航空機輸出と連携した衛星パッケージ輸出モデルを基盤に、独自の通信網構築を望む海外諸国との戦略的協力を推進している。
KAI関係者は“今回の6G低軌道衛星通信事業を通じ、国内外で安保と商業化需要を同時に充足できる競争力を確保し、次世代グローバル通信インフラ市場進入の基盤を用意する計画”と述べた。
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