エコプロBM、第2四半期の営業利益490億ウォン…前年比1159%↑

[写真=エコプロBM]
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エコプロBMが電気自動車(EV)とエネルギー貯蔵装置(ESS)用の陽極材の出荷増加、インドネシアのニッケル製錬所の投資利益などに支えられ、第2四半期に大幅な業績改善を成し遂げた。

エコプロBMは5日、連結基準で第2四半期の売上高が7797億ウォン、営業利益490億ウォンを記録したと明らかにした。 前四半期(6298億ウォン)比売上は24%増加し、営業利益は前四半期の23億ウォンから467億ウォン増加し、黒字幅を大きく拡大した。 前年同期比では営業利益が1159%増加した数値だ。

実績改善の背景にはEV用陽極材の出荷増加と共に、ESS需要拡大、インドネシアのESGニッケル製錬所の投資利益(405億ウォン)反映などが作用した。 特に、ESS分野の売上は814億ウォンで、前四半期(407億ウォン)に比べて2倍増加し、注目を集めた。 これはデータセンターと新再生エネルギー拡散による国内ESS入札増加の影響を受けたものと分析される。

エコプロBMは第1四半期に続き、第2四半期にも黒字を続け、年間基準で黒字体制の定着が有力視される。 下半期には顧客会社の新規工場の稼動と欧州電気自動車市場での補助金再開への期待感により、陽極材の販売拡大が予想される。

2027年からはEU-英国間貿易協力協定(TCA)により、バッテリー素材の「原産地規定」が強化される予定であり、ヨーロッパ内の生産基盤確保が重要になっている。 エコプロBMのハンガリー工場はEU産陽極材の供給拠点として、今後、欧州の顧客企業の確保に有利な位置を占めるものと見られる。

製品ポートフォリオの多角化も本格化している。 高電圧ミッドニッケル(HVM)陽極材生産のために既存のラインをミッドニッケル専用に転換中であり、リチウムマンガンリッチ(LMR)陽極材は製品完成度を高め、量産性を確保している。 リチウムリン酸鉄(LFP)陽極材の場合、年間3000トン規模の準パイロットラインを年内に5000トン規模に拡大する予定だ。 HVM、LMR、LFPいずれもグローバル自動車OEMとの供給協議を進めている。
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