現代モービス"未来モビリティの主導権を確保する"…新規ビジョンを発表

[写真=現代モービス]
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現代モービスが未来モビリティ分野で主導権を確保するという抱負を示す新規ビジョンを発表した。 これを基に、グローバル完成車顧客会社を対象に売上比重を拡大し、各種新事業を通じた新成長動力を積極的に発掘するという目標を盛り込んだ。

現代モービスは12日、イ·ギュソク社長をはじめとする役職員300人余りが参加した中でビジョン宣布式を行ったと13日、明らかにした。 イベントはオンラインでも生中継された。

会社側は新しいビジョンについて「モビリティ革新先導(Lead the Shift in Mobility)」、「グローバル顧客拡大(Move the World)」、「限界のない成長(Beyond Possibilities)」の3つの志向点を盛り込んだと紹介した。 モビリティパラダイムを牽引し、革新技術とソリューションで限界を超え、グローバル市場を拡大するという目標だ。

モビリティ革新の先導はパラダイムを導く「1等技術」の確保を意味する。 市場や顧客が要求する水準を越え、モビリティの方向性を提示する操舵手として業界を先導するという意志を込めた。 会社側はソフトウェア中心の自動車(SDV)、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)をはじめ、電気自動車(EV)、シャーシ安全部品での競争力を高め、差別化されたソリューションを提供する計画だ。 これまで現代モービスは、ウインドシールドディスプレイ、電気自動車駆動技術であるeコーナーシステム、電子式ブレーキ(EMB)などを披露したことがある。

グローバル顧客拡大は、現在10%水準である海外顧客企業の売上比重を2033年までに40%水準に引き上げることに代表される。 このため、収益性基盤の体質改善を引き続き推進する。 高付加価値製品の開発をはじめ、サプライチェーンと品質管理能力を向上させ、海外の顧客会社と中長期パートナーシップも続けていく方針だ。

限界のない成長は、自動車産業のティア1の限界を規定せず、「ティア0.5」としてモビリティ境界を拡張するという意味を含んでいる。 モビリティプラットフォーム供給会社として柔軟なビジネスモデルを構築し、スマートファクトリー基盤の製造・物流革新、新事業を通じて市場をリードする企業に跳躍するという目標を盛り込んだ。

現代モービスはこの1年間、代表に選ばれた700人余りの役職員を対象にアンケート調査とワークショップ、1:1深層インタビューなどを通じ、会社が進むべき方向と構成員の認識調整過程を経た。 これにより、ピープル、モビリティ、グローバルの3つのビジョンキーワードを導き出し、新しいビジョンを決めた。

会社側は同日、役員や従業員らの働き方を具体化した3大核心価値も公開した。 △有機的な協業(Dynamic Synergy) △先導技術確保(First Mover) △限界を超える可能性の拡大(Expanding Possibility)などだ。

現代モービスは、今回樹立したビジョンと核心価値を基盤に、CEO主管のタウンホールミーティングとチーム単位のワークショップを行うなど、構成員のビジョン内在化に向けたコミュニケーションの場を着実に続け、中長期目標達成に向けた内部結束力の強化に力を入れる方針だ。
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