![[写真=サムスンSDI]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/03/20250303215603117829.jpg)
サムスンSDIが5日、ソウルコエックスで開幕する韓国最大のバッテリー展示会「インターバッテリー2025」に参加し、革新バッテリー技術および製品を大挙公開する。 現代自・起亜と共に、ロボットと自動運転車など未来型製品も披露する。
サムスンSDIは今回の展示会に「バッテリー技術でアップグレードされる私たちの日常、InCelligent Life」というスローガンを掲げ、高性能バッテリーが搭載されたロボット、自動運転車と46パイ(直径46㎜)円筒形バッテリーラインナップを展示すると3日、明らかにした。
展示ブースでは現代自・起亜のロボティクスラボのDAL-eとMobEDが来場者を迎える。 サムスンSDIがインターバッテリー展示で、現代自・起亜と共同マーケティングを行うのは今回が初めてだ。 これに先立ち、サムスンSDIと現代自・起亜は先月24日、「ロボット専用バッテリーの共同開発」に向けた業務協約を締結した。
サービスロボットのDAL-eは歓迎の挨拶と共に、サムスンSDIのバッテリーについて紹介するなど、実際の試演を通じて参観客とのコミュニケーションに乗り出す。
また、自動運転スタートアップであるA2Zのレベル4自動運転シャトル「ROii」も展示され、訪問者は仮想搭乗体験もできる。DAL-e、MobED、ROiiには全てサムスンSDIの21700円筒形バッテリーが搭載される。
先月、国内で新規発売されたアウディのQ6 e-tronパフォーマンスモデルも姿を現す。 該当モデルはサムスンSDIのプレミアム角形バッテリー180つが搭載され、同一体積の最大容量を実現し、走行距離641㎞(WLTP基準)を達成した。
サムスンSDIは既存の21700(直径21㎜、高さ70㎜)円筒形バッテリーよりエネルギー密度と出力などを大幅に高めた次世代46パイ円筒形バッテリーラインナップも電撃公開する。
今回展示される46パイバッテリーは4680・4695・46100・46120など4製品だ。 直径は46㎜ですべて同じで、高さはそれぞれ80㎜、95㎜、100㎜、120㎜だ。 顧客の多様な要求に最適化されたバッテリーを供給するためにラインナップを多様化したというのがサムスンSDIの説明だ。
これと共に、最近、データセンターの安定的な運営のために注目されているUPS(無停電電源装置)用の新規高出力バッテリーも展示する。 既存製品に比べてラック当たりの出力を40%以上高め、同じ大きさの空間をより効率的に使用できる。
また、新再生電力網を安定的に支援するサムスンSDIの主力ESS製品である「SBB(サムスンバッテリーボックス)1.5」と主力製品であるハイニッケル(Hi-Ni)NCAをはじめ、高電圧ミッドニッケル(Mid-Ni)とLFP(リチウムリン酸鉄)なども披露する。
サムスンSDI関係者は“角型と円筒型バッテリーなど、これまでサムスンSDIが蓄積してきた差別化された技術力を直接確認する良い機会になるだろう”と述べた。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。