現代自・起亜の専用電気自動車プラットフォーム「E-GMP」に搭載された動力システムが3年連続で「WardsAuto」最高10大エンジンに選ばれ、最高レベルの電動化技術力を全世界に立証した。
現代自動車グループは10日、現代自のアイオニック5 Nと起亜のEV9 GT-ラインの動力システムがWardsAutoが選定する「2024 WardsAuto 10大エンジン及び動力システム」を受賞したと明らかにした。
特に、今回の受賞は、E-GMP基盤の専用電気自動車2台が同時に選ばれただけでなく、2022年のアイオニック5、2023年のアイオニック6に続き、3年連続で選ばれたという点で、現代自動車グループの専用電気自動車プラットフォーム「E-GMP」の優秀性が再び立証されたわけだ。
30回目を迎える今年の結果は、米国で販売されている新車に搭載された34つのパワートレインを対象に、WardsAuto審査委員団が性能と効率、技術力などを総合評価し、最終的に10つのパワートレインを選定した。 最高10大エンジンに選ばれたアイオニック5 NとEV9の動力システムは、優れた走行性能と1回の充電走行可能距離、先端走行関連技術などで高い評価を受けた。
アイオニック5 Nは高性能四輪駆動システムをベースに、前·後輪モーター合算478kW(650馬力、ブーストモード基準)の最高出力と770Nm(78.5kgf·m、ブーストモード基準)の最大トルクを誇り、84キロワット時(kWh)の高出力バッテリーと高性能EV特化熱管理制御システムなど、多様な高性能電気自動車N専用技術を適用し、圧倒的な走行性能を備えたのが特徴だ。
EV9は99.8kWhの大容量バッテリーを搭載し、最大501kmの1回充電走行可能距離を提供し、400/800Vマルチ超急速充電システム・V2Lなど革新的な電動化仕様はもちろん、搭乗客のための余裕のある空間と多様な2列シートオプションを備えている。
現代自動車グループ関係者は“E-GMPプラットフォームの優れた走行性能と1回の充電走行可能距離、速い急速充電速度などを通じ、顧客に一層完璧になったEV経験を提供する”と明らかにした。
アイオニック5 NとEV9の今回の受賞で、現代自動車グループは2008年、第1世代ジェネシスに搭載されたガソリン4.6Lタウエンジンを皮切りに、これまで計18回の最高10大エンジンを受賞し、パワートレイン分野の技術力を立証した。 このうち、アイオニック5、ネッソなどに搭載された現代自の電動化システムは計10回選定され、グローバルエコカー市場での地位を強化している。
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