![[写真=SKハイニックス]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/08/22/20240822164957649815.png)
SKハイニックスのキム·ソンハンFE購買担当副社長が“核心素材・部品を早く需給し、会社の人工知能(AI)メモリー市場リーダーシップを守り、設備投資費とメンテナンス費を効率的に管理し、経営目標を達成するのに寄与する”と明らかにした。
キム副社長は22日、自社ニュースルームとのインタビューで、“「高帯域幅メモリー(HBM)1位守成」という全社目標の達成を支援することに力を入れている”とし、このように述べた。
キム副社長が担当しているFEは全工程に必要な素材・部品・装備を購入し、現業に供給する組織だ。 品質、コスト、技術は基本であり、配送全般を管理し、需要まで予測して業務間の有機的な連結を最適化する役割を担う。 この過程で、FE購買構成員たちは総所有費用(TCO)節減戦略樹立、生産能力(CAPA)確保、供給業者最適化、物量配分などを通じ、購買競争力を高めている。
サプライチェーンリスクと地政学的イシュー拡大による不確実性が依然として残っている中、SKハイニックスは原価節減やサプライチェーン多角化などFE購買の競争力を高め、収益性確保を図っている。
キム副社長は“過去に調達購買中心だった組織の役割が最近は技術購買、グローバルソーシング、サプライチェーン生態系管理などに拡大し、対内外的に重要性が大きくなり、その中でもFE購買はウェハー生産に必要な必須素材、極紫外線(EUV)露光装備のような核心装備を適時に供給する重要な役割も遂行している”と説明した。
キム副社長は拡大した役割を一層効果的に果たすため、最近組織改編を進めた。 ファブ原材料購買の場合、開発と量産組織を統合し、有機的に協業する環境を作った。
また、装備・部品購買組織の役割を明確にする一方、サプライチェーン管理および遵法活動を担当する購買コンプライアンス戦略組織も新設した。 これを通じ、FE購買は専門性と柔軟性を高め、多様なイシューを解決していく基盤を整えることになった。
さらに、購買の役割が多様になり比重が大きくなっているが、結局最も重要なのは「基本に戻って購買本来の業務を忠実にすること」と強調した。
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