ソウル市庁駅近くの交通事故で死亡した9人のうち4人が、ソウル市内のある銀行の同僚職員であることが確認された。
警察によると、前日(1日)発生した事故で死亡した死者は計9人で、このうち死亡した4人は同じ銀行の同僚だったという。彼らは同じ部署で勤めた間柄で、事故当日、同僚の昇進と人事発令を記念して退勤後に会食をして惨事にあったと伝えられた。
該当銀行のイントラネットには、一夜にして職員4人の訃報が出たという。事故直後、死亡者らは永登浦病院の葬儀場と国立中央医療院に運ばれ、身元確認後、遺族に引き渡された。
一方、昨夜9時27分ごろ、68歳のA氏が運転していた車は、市庁駅近くのホテルを出た後、一方通行の4車線道路を逆走行した後、ガードレールに衝突した。その後、該当車両は速く走って道路にあった他の乗用車2台を追突した後、横断歩道のある歩道側に突進して歩行者を襲った。
歩道を歩いたり、会話をしたりしていた市民たちは、突然の車の逆走に避ける暇もなく被害に遭った。歩道には安全フェンスが設置されていたが、人命被害を防ぐことはできなかった。目撃者たちは「爆発音が聞こえて出てみると、人々が倒れていた」と語った。
犠牲者9人は全員男性で、ソウル市庁の職員2人、銀行員4人、病院職員3人が死亡した。事故現場には市民たちの追慕が続いている。
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