25日(現地時間)、 AFC U-23アジアカップカタール2024・準々決勝で韓国代表がインドネシアとの対戦でPK戦の末に敗れた。40年ぶりにオリンピック行き失敗だ。韓国は9大会連続で五輪に出場していたが、この試合を落としたことで、10大会連続には届かなかった。
韓国サッカーが五輪の本選舞台に上がれなかったのは、1984年ロサンゼルス(LA)大会以来40年ぶりのことだ。また、韓国がインドネシアとU-23代表チーム間の対決で勝利できなかったのは今回が初めてだ。こお試合前まで5戦全勝を記録していた。
インドネシアは前半、強いプレスをかけて韓国選手を両サイドのタッチライン側に押し出した。韓国代表を率いるファン・ソンホン監督は、ホン・シフやオム・ジソン、イ・ガンヒなどを先発起用したが苦しい流れが続いた。
韓国は前半15分に失点したが、前半ロスタイムに運よく同点に追いついた。しかし同点の状況は長く続かなかった。残りの前半ロスタイムに逆襲をしたインドネシアがストライクの追加ゴールをまたリードした。 韓国代表のイ・ヨンジュンが退場し数的不利になった。敗色濃厚だった後半39分、チョン・サンビンが同点ゴールを決めた。 延長戦の前・後半30分を追加得点なく終えた両チームはPK戦に入った。PK戦も12人目のキッカーまで続く接戦となった。
最後に笑ったのはインドネシアだった。韓国は6人目のキッカーのカン・サンユンと最後のキッカーのイ・ガンヒが失敗。インドネシアは6人目のアルカン・ピクリ1人を除いた残り11人が成功した。
インドネシアは自国サッカー史に新たな里程標を立てた。五輪アジア最終予選に初めて出場したが、初勝利と初グループリーグ突破に続き、トーナメント初戦で「巨艦」大韓民国を退けて4強入りした。
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