![[写真=ハンファビジョン]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/01/21/20240121180259554938.jpg)
ハンファビジョンは今年、映像保安システムが事件・事故の推移分析と未来予測などのためのデータインサイトを提供する水準の人工知能(AI)具現が加速化すると展望した。
ハンファビジョンは21日、“映像セキュリティシステムはもうこれ以上映像を記録するのに止まらず、セキュリティを強化することはもちろん、運営を改善し生産性を高めるのに必須的な道具になっている”としてこのように明らかにした。
セキュリティカメラとAIの統合はここ数年間、映像セキュリティ産業の主要テーマだった。 特に昨年、AIの発展がさらに速くなり、産業を網羅してこれを採択する事例が急激に増え、映像セキュリティ業界も自然にAI技術を新しい運営標準として受け入れている。
ハンファビジョンは映像セキュリティでのAI基盤予測分析は、映像情報収集、探索的データ分析、未来状況に対するモデリングなど、3つの大きなプロセスで構成されると説明した。
ハンファビジョンは来年、北米地域を皮切りに、AIソリューション「サイトマインド」を公式発売する予定だ。
ハンファビジョンAI研究所のノ·スンイン所長は“セキュリティカメラ映像データとAI基盤の分析技術を通じ、ビジネスに必要なインサイトを得て、特定イベントに対する発生可能性を評価している”とし、“データおよびAI基盤予測分析は色々な脅威とビジネス戦略に対する数多くの潜在的結果と影響に対する広範囲で即刻的な可視性を提供する”と述べた。
また、パンデミックを契機に映像セキュリティ業界がクラウド中心のデジタル転換にさらに積極的に乗り出すだろうとハンファビジョンは見通した。
ハンファビジョンはデバイス管理および状態モニタリング機能を提供する「DMプロ」、AIを通じてユーザーが感知を望むオブジェクトを自ら学習できる「フレックスAI」、クラウド映像監視システム(VSaaS)「オンクラウド」など、多様なクラウド基盤サービスを来年、北米市場に披露する予定だ。
映像撮影から保存、分析、クラウド連結技術を全て盛り込んだ「エッジAIカメラ」も来年の映像セキュリティ業界のトレンドとして提示された。 このカメラを設置すれば、サーバーなど別途のシステムやインフラを構築する必要がない。
映像セキュリティ産業でもセキュリティ機能の強化、エコ技術開発など持続可能な発展のための努力が持続するものと予想された。
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