![[写真=ハンファビジョン]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/09/01/20250901150954511590.jpg)
ハンファビジョンが最先端の人工知能(AI)チップセット基盤の映像監視ソリューションで、オセアニアのセキュリティ市場を攻略する。
31日、業界によると、ハンファビジョンは27日、オーストラリア・シドニーで開幕した「セキュリティ展示会&カンファレンス(Security Exhibition & Conference)」に参加し、多様なAI映像ソリューションを披露した。 このイベントはオセアニア地域最大規模のセキュリティ展示会だ。
展示で最も注目された技術はハンファビジョンの最新AIシステムオンチップ(SoC)「ワイズネット9」だ。 ワイズネット9は画質改善とAI映像分析を2つの神経網処理装置(NPU)が分担して処理する。 前世代のワイズネット7に比べ、3倍向上した推論性能を備えている。
ワイズネット9基盤のカメラは克明な明暗比など劣悪な環境でも明確な映像を提供する。 ハンファビジョンは、このような性能を観覧客に効果的に伝えるため、特別な試演空間を設けた。 ブースの一方に2つの暗室を造成し、AI基盤の低照度・逆光補正機能をリアルタイムで確認できるようにした。
AI基盤の産業別ソリューションを試演する空間も観覧客でにぎわっていた。 オセアニアのセキュリティ市場は政府主導の都市監視事業とリテール産業を中心に急速に成長している。 ハンファビジョンはこのような需要に歩調を合わせ、交通、工場、物流分野に最適化されたAIソリューションを披露した。
AIを通じて分析されたデータをクラウド上で管理できる多様なソリューションにも関心が集まった。 特に、顧客の移動パターンなど映像データを基盤に統計を視覚化し、運営効率を向上させることができるビジネスインサイトを提供する「サイトマインド」に対する呼応が熱かった。
ハンファビジョン関係者は“映像監視装備は単純モニタリングを越え、売り場の運営効率性を高める意思決定を支援している”とし、“AIとクラウド基盤のポートフォリオ拡大で、オーストラリアとニュージーランドなどオセアニア保安市場の核心プレーヤーに跳躍するだろう”と述べた。
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