海底ケーブル戦争、2025年本格化…LS追撃する大韓電線、「ターンキー・外部網」まで

[写真=大韓電線]
[写真=大韓電線]

大韓電線がLS電線を素早く追撃している。 比較的後発走者として進入した海底ケーブル市場でだ。 来年、初の海底ケーブル専用工場の稼動を控えている中、布設船など多角的に力量を確保している。 有償増資まで断行し、攻撃的な投資を始めた。 両社の競争は外部網を中心に2025年に本格化する見通しだ。
 
27日、業界によると、海底ケーブル市場で韓国2大ケーブル会社間の競争が秒読みに入った。 大韓電線が最近、海底ケーブル事業を拡大するための戦略を積極的に展開してからだ。 既存の大韓電線は忠清南道唐津(タンジン)にある工場で小規模で海底ケーブル事業を運営してきた。 会社は新再生エネルギーなどで海底ケーブル需要が急増すると見て、大々的な投資を始めた。

両社の海底ケーブル市場競争は2025年上半期になるものと見られる。 大韓電線が海底ケーブルの核心である外部網をこの時から生産する計画であるためだ。 来年稼動を始める初の海底ケーブル工場の2段階投資が完了し、比較的低圧に該当する154kV外部網製品を中心に生産する予定だ。 このため、工場に入る主要設備に対する発注を進めている。
 
海底ケーブルは大きく内部網と外部網に区分される。 内部網と比較した時、外部網はより高度な技術力を必要とする高付加価値製品だ。 また、内部網対比発注するケーブルの長さも外部網がはるかに長いため、受注金額規模が大きい。 ケーブル業者も外部網事業が海底ケーブル受注において核心にならざるを得ない理由だ。 

現在まで国内海底ケーブルプロジェクトの場合、LS電線と大韓電線がそれぞれ外部網、内部網に分けて受注を任せたりもした。 代表的に10月、韓国最大規模である全羅南道鞍馬海上風力団地事業は両社が各々外部網、内部網の優先交渉対象者に選ばれた。 ただ、これはまだ大韓電線が外部網を作れない影響が大きいという解釈だ。 実際、大韓電線も外部網の生産が可能になれば、競争は避けられない。
 
大韓電線はまだ、初の海底ケーブル工場が稼動する前だが、5200億ウォン規模の有償増資を通じた第2工場設立計画を立てた。 第2工場は2027年上半期の生産を目標にしており、ここでは低圧に続き、354kV、525kV、HVDCなど高圧海底ケーブルまで作る。 外部網中心の海底ケーブル生産能力を拡大するという趣旨だ。 まだ工場敷地は最終的に検討している段階だ。 

海底ケーブル事業のもう一つの核心競争力である「ターンキー(一括受注)」もすでに力量を確保している。 大韓電線は最近、布設船を購入し、独自の海底ケーブルの施工までできるようになった。 韓国唯一の海上風力用CLVで、今後の外部網受注競争でもLS電線と競争できるという評価も出ている。
 
海底ケーブルはケーブル製造だけでなく、施工まで重要である。 プロジェクトを受注する際も安全性、効率性などを理由にターンキー力量を確保したケーブル業者がより有利だ。 LS電線が海底施工専門企業であるLSマリンソリューション(旧KTサブマリン)を子会社に編入した理由でもある。
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