![[写真=サムスン電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/12/27/20231227115542256754.jpg)
サムスン電子がコンピュータエクスプレスリンク(CXL・Compute Express Link)市場攻略に一歩リードした。
サムスン電子は27日、業界で初めてエンタープライズリナックスグローバルトップ企業「レッドハット(Red Hat)とCXLメモリー動作検証を行ったと明らかにした。 CXLは次世代インターフェースで、高性能サーバーシステムで中央処理装置(CPU)と共に使用する加速器などをより効率的に活用できるようにする。
特に、生成型人工知能(AI)、自動運転、インメモリデータベースプラットフォームなど処理しなければならないデータが幾何級数的に増加し注目されている。 早くて効率的なデータ処理に有用だからだ。 データ処理遅延と速度低下、メモリー拡張制限など様々な難題を解決できる次世代技術だ。
これにより、企業用リナックスオペレーティングシステム(OS)であるレッドハットエンタープライズリナックス(Red Hat Enterprise Linux 9.3)にCXLメモリーを最適化し、仮想マシンとコンテナ環境でメモリー認識、読み取り、書き込みなどの動作検証を完了した。 データセンターの顧客は別途のソフトウェア変更なしに簡単にサムスンCXLメモリーを使用できるようになった。
これに先立って両社は昨年5月、次世代メモリー分野のソフトウェア技術関連協力を推進している。 今回の検証もこのような協力の結実だ。 サムスン電子は主要ソフトウェア、データセンター、サーバー、チップセット会社との協力を拡大し、次世代メモリーの商用化に拍車をかけている。
一方、今後も両社はサムスンメモリーリサーチセンター(SMRC)を通じ、CXLオープンソースとリファレンスモデルの開発など、CXLメモリー生態系の拡張に向けた多様な分野の協力を続けていく計画だ。
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