ポスコフューチャーエムの単結晶陽極材、浦項工場でも量産供給

[写真=ポスコフューチャーエム]
[写真=ポスコフューチャーエム]

ポスコフューチャーエムが全羅南道光陽(グァンヤン)に続き、浦項(ポハン)工場でも高性能電気自動車バッテリー素材である単結晶陽極材を供給する。

浦項工場で量産する同製品はニッケル比重86%のNCMA単結晶陽極材で、ゼネラルモーターズ(GM)とLGエネルギーソリューションの米国バッテリー合弁会社「Ultium Cells」に供給される。
 
ポスコフューチャーエムは高温焼成・均質化コーティング技術力を土台に、すでに3月に光陽工場で世界で初めて量産に成功し供給しており、急増する注文に対応するために浦項工場の量産時点を当初の2024年1月から約2ヶ月繰り上げて11月初めからライン稼動に入った。

NCMA単結晶陽極材は核心原料であるニッケル(N)・コバルト(C)・マンガン(M)・アルミニウム(A)を一つの結晶形態に結合してエネルギー密度を高め、走行距離を増やし、熱安定性と寿命も共に向上させる高付加価値製品で、電気自動車の高性能化トレンドに合わせて需要が急速に増加している。

ポスコフューチャーエムは今後、電気自動車の走行距離だけでなく、安全性・寿命性能を極大化するため、国内外の陽極材生産基地に単結晶ラインを持続拡大し、多様な粒子サイズの単結晶陽極材を量産する計画だ。
 
これを受け、浦項陽極材工場は生産能力が現在の3万トンから2026年には10万6000トンに増え、光陽工場と共にグローバルバッテリー素材市場攻略の核心基地に成長する展望だ。
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