![[写真=サムスン電子]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/11/10/20231110110514926800.jpg)
Brobyholm Smartcityは現地不動産開発会社「S Property Group」がストックホルム通勤圏に2000世代規模の新しいスマートシティを建設するプロジェクトだ。
サムスン電子は▲ドイツ太陽光技術・貯蔵・充電企業「SMA Solar Technology」 ▲スイス自動化ソリューション専門企業「ABB」と協力し、ネットゼロホームを構築する。
スマートシティはSMAの太陽光発電システムを通じて電力を生産し、エネルギー貯蔵システム(ESS)を使って生産された電力を効率的に管理する。
サムスン電子は冷蔵庫・オーブン・食器洗浄機・洗濯機・乾燥機など多様なスマート家電を供給し、ABBはブラインドとスイッチなどを設置する。
家庭内の使用電力と家電およびスマートホーム機器はサムスン電子統合連結プラットフォームである「スマートシングス(SmartThings)」を通じて制御される。 「スマートシングスエネルギー(SmartThings Energy)」を活用すれば、エネルギー生産および使用量をモニタリングすることができる。 特に、「AI節約モード」を使えば、アプリに連結された家電製品が自らエネルギー使用量を節減できるように支援する。
サムスン電子とパートナー会社は実際の分譲に先立ち、消費者がネットゼロホームを実際に体験できるようモデルハウスを9日に開館した。 このスマートシティは2025年に約500世帯規模で入居を始め、2028年までに順次分譲される予定だ。
サムスン電子はこれに先立ち、米国コロラドの「Sterling Ranch」スマートシティプロジェクトなどに参加し、ネットゼロホーム構築に努めており、今回のスウェーデン協業を契機に、欧州でも事業を積極的に拡大する予定だ。
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