韓国銀行の李昌鏞（イ・チャンヨン）総裁が23日、連日最大値を更新している家計負債イシューと関連して「規制を通じて増加速度を調節し、それでも解決しなければ深刻に金利引き上げを考慮する」と明らかにした
李総裁は同日午前、国会企画財政委員会の国政監査で最大野党の共に民主党パク・グァンオン議員の質問に答えた。李総裁は韓銀金通委の政策金利据え置きが家計貸出増加要因になりうるという指摘に対して「（金利据え置きは）それによって生じる金融市場安定問題と物価などを総合的に判断する結果と見なければならない」と強調した。続けて「この1、2ヶ月間家計負債が急増したが、9月には少し減った」として「今判断するには政策の時差があるので、数ヶ月後に見て家計負債が捕まるかを見る必要がある」と説明した。
さらに「利率や（韓国）政府との政策共助を通じて次第に家計負債の国内総生産（GDP）対比比率を90%に近く下げることが私の責任だ」とし「あまりにも早く調節しようとすると景気が非常に悪くなるのでゆっくりする必要がある」と付け加えた。
李総裁は「韓国銀行が基準金利を少し引き上げた」という指摘に対して「昨年どの中央銀行総裁より金利を上げて物価安定をしてきた」と答えた。続けて「昨年だけで基準金利を3%引き上げた」とし「物価上昇率が米国がほぼ10%まで上がり、韓国は6%の時に（基準金利を）ほぼ米国以上に引き上げたと思う」と付け加えた。
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