国防部は19日、過去の申元植(シン・ウォンシク)国防長官の発言によって携帯電話の使用が禁止される恐れがあるという憂慮について、「兵士の携帯電話使用を禁止する計画はない」と明らかにした。
国防部のチョン・ハギュ報道官はこの日のブリーフィングで「兵士の携帯電話所持時間の拡大が(韓国)政府国政課題として反映され、現在試験運用中だ」と説明した。
チョン氏は「個人SNS放送で『兵士の携帯電話使用、軍隊文化』に関して言及した 申元植長官の発言は『韓国軍がより強い軍隊になるために軍の本質に集中すべきであるという趣旨」だったと釈明した。
さらに「携帯電話の所持時間拡大は将兵疎通と服務条件を改善しながらも軍本来の任務遂行と保安に問題がないよう推進する計画」と付け加えた。
先立って申長官は去る2019年、あるユーチューブチャンネルに出演し「文在寅政府の(将兵)外出推奨とスマートフォン許容政策が国防を崩すこと」と発言し、先月開かれた長官候補人事聴聞会で論難になった。
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