会社員10人のうち6人は、生成型AI（人工知能）が自分の職務や会社ビジネスに影響を及ぼすと考えているという調査結果が出た。
17日、ヒューネットが会社員760人を対象に行った「ChatGPTなど生成型AIに対する認識」アンケート調査結果によると、生成型AIが「自分の職務に影響を及ぼす可能性」を尋ねる質問に57.9%が影響が大きいと答えた。
生成型AIが「所属会社のビジネスに影響を及ぼす可能性」に対しては「大きい」（41.8%）、「非常に大きい」（21.7%）が63.5%を占めた。会社員の相当数が、生成型AIが個人と会社の業務に多くの変化を与えるだろうと見込んだ。
回答者の80.9%は生成型AI使用経験があると答えた。業務と関連しては「業務に活用中」という応答が52.0%に達した。活用頻度は「月1回以上」（29.9%）、「週1回以上」（25.7%）、「毎日」（9.2%）であり、「全く活用しない」（35.2%）の割合も高かった。
生成型AIを業務に活用するが、まだ使用頻度は高くないと見られる。
生成型AIが「業務生産性・成果に役立つか」という質問には「たまに役に立つ」（41.4%）が最も多かった。続いて「普通」（18.8%）、「とても役に立つ」（16.8%）、「ほとんど役に立たない」（12.5%）、「全く役に立たない」（10.5%）の順だった。
生成型AI教育に対する必要性を尋ねる質問には83.3%が必要だと答えた。生成型AIに対する信頼度は5点満点で平均3.1点を記録した。
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