![[写真=サムスンSDI]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/07/28/20230728112412227967.jpg)
サムスンSDIは27日、今年2四半期の営業利益が4502億ウォンで、昨年同期比4.9%増えたと明らかにした。 同期間の売上は23.2%増の5兆8406億ウォンと記録された。 これは2四半期基準で歴代最大の売上および営業利益だ。
部門別に見ると、電池部門の売上は5兆2701億ウォンで、前年同期比1兆1985億ウォン(29.4%)増えた。 営業利益は3881億ウォンで、前年同期比1432億ウォン(58.5%)増えた。 営業利益率は7.4%だ。
中大型電池のうち、自動車電池はP5バッテリーを搭載した主要顧客のプレミアム車両販売拡大の影響で、売上と利益が増えた。 エネルギー貯蔵装置(ESS)電池は季節的なオフシーズンを過ぎて電力用および無停電電源装置(UPS)用を中心に販売が拡大した。
小型電池は円形電池を中心に堅調な実績を達成した。 円形電池は高出力製品を中心に販売が拡大し、売上と収益性が改善された。 ポーチ型電池は情報技術(IT)製品需要鈍化の影響で、売上が小幅減少した。
電子材料部門は売上5705億ウォンで、前年同期比987億ウォン減少した。 営業利益は621億ウォンで、前年同期比1220億ウォン減少した。 営業利益率は10.9%だ。
サムスンSDI関係者は“グローバル経済成長率の鈍化による不確実性が存在するが、電池市場は電気自動車とESSを中心に成長傾向の拡大が予想される”と述べた。
下半期、サムスンSDIは自動車電池の場合、ハンガリーの新規ライン稼動を通じ、顧客の需要に適時に対応する方針だ。 P5バッテリーは角型自動車電池の売上比重の50%を上回り、実績成長を牽引するものと予想した。 ESS電池は新規製品発売で、電力用中心の販売拡大が予想された。
小型電池は電気自動車と「エムモビリティ」を中心に販売が拡大し、売上と利益が成長すると予測した。 電動工具用市場は需要回復が遅れているが、新規アプリケーションへの拡販を推進する計画だ。
電子材料部門は偏光フィルムと有機発光ダイオード(OLED)などディスプレイ素材を中心に売上が持続的に増え、上半期対比収益性が改善されるものと予想した。 半導体素材は漸進的に需要が回復すると予測した。
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