ロッテ免税店は20日、「モバイルパスポートサービス」を導入し、パスポートなしでも市内の免税店で免税ショッピングが可能になったと明らかにした。
ロッテ免税店はデジタル転換を通じて顧客に新しい経験を提供し、顧客データ活用およびサービス拡張性を考慮して「パスポートのない免税ショッピング」を業界で初めて披露する。
昨年9月、関税庁が発表した「免税産業活性化対策」15大課題によりデータ連係保護技術を導入した市内免税店でスマートフォン認証で身元確認および免税品購買が許容された。これを受け、ロッテ免税店はデジタル分散身分証明(DID)特許を保有しているロードシステムと先制的に協業に乗り出した。
ロッテ免税店内外の会員なら、モバイルパスポートで便利にソウル明洞本店とワールドタワー店で免税ショッピングを楽しむことができる。また釜山店と済州店も承認手続きを終え次第、追加導入する予定だ。
モバイルパスポートは、ロッテ免税店アプリケーション内の「マイページ」タブに接続した後、最初の1回だけ認証すれば最大10年のパスポート有効期間中に使用できる。
ロッテ免税店のキム・ジュナム代表理事は「韓国免税産業の競争力回復のための政府の積極的な支援に力づけられモバイルパスポートサービスを先制的に導入した」として「ロッテ免税店を利用する内外国人顧客がより便利な市内免税店ショッピングを楽しめるよう努力する」と伝えた。
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