
[写真=ハンファシステム]
ハンファシステムが防衛事業庁と「C130H性能改良(2次)」事業契約を締結したと19日,
明らかにした。
今回の事業は空軍で運用するC130H輸送機の一部に指向性赤外線妨害装備(DIRCM)·ミサイル接近警報装備(AWS)·生存管理コンピューター(EWC)など独自の保護装備を搭載し、敵の赤外線誘導ミサイル攻撃に対する生存能力を向上させるための航空機性能改良事業だ。
ハンファシステムは世界で6番目であり、韓国で初めてDIRCMを国産化し、2021年に初の運用試験評価を成功裏に完了し、戦力化の可能性が検証された。 また、スリオンおよび小型武装ヘリコプターシステム開発事業を通じ、EWC国産化成功および生存システム統合技術を確保し、彼我識別装備(IFF Mode-5)性能改良事業を通じて航空機性能改良技術も保有している。
特に、航空機の必須生存装備であるDIRCMはこれまで海外装備を搭載してきたが、本性能改良事業で部品およびシステム単位の完璧な検証を通じ、韓国純粋技術で作ったDIRCMを適期戦力化する予定だ。
DIRCMは、味方航空機を攻撃する携帯用対空ミサイルのような赤外線誘導ミサイルの脅威に対応する装備だ。 航空機に装着され、敵のミサイル脅威信号が探知されれば、高出力赤外線レーザーを発射してミサイルを撹乱し、味方航空機の生存性を画期的に向上させる先端防御システムだ。
今回の事業を通じてハンファシステムは韓国技術で開発したDIRCMとEWCに海外協力会社が提供するAWSを体系総合し、単純な生存装備搭載ではなく、航空生存体系統合ソリューションを適用する計画だ。
ハンファシステムは「艦艇用電子光学防御技術」、「地上用指向性妨害技術」に続き、今回の事業まで受注し、陸·海·空に至る指向性能動型妨害装備および航空機性能改良分野の専門業者として独歩的な立地を強化している。
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