ハンファシステムの社内ベンチャー「フレクセルスペース」はドイツ「エアバス・ディフェンス・アンド・スペース」と次世代宇宙太陽電池モジュール開発のための協力意向書(LOI)を締結したと22日、明らかにした。
フレクセルスペースとエアバス・ディフェンス・アンド・スペースは、従来の太陽電池の重さの半分以下でありながらも、性能と効率を維持できる宇宙用太陽電池モジュールを開発する計画だ。
共同開発する太陽電池はタンデム太陽電池セルを適用し、低コスト・高効率・速い生産・柔軟性などを保有した差別化された製品になるとフレクセルスペース側は期待した。 タンデム太陽電池セルはCIGS薄膜型太陽電池とペロブスカイトを結合した構造で作られ、従来の製品より軽くて高い出力を提供する。
CIGSは銅、インジウム、ガリウム、セレンが一定比率で結合した化合物を材料にした太陽電池だ。 軽くて薄いながらも、光吸収能力に優れている。
ハンファシステム専門研究院兼フレクセルスペースのアン·テフン代表は“今回の協力を通じ、宇宙初の新素材太陽電池の実際性能を衛星製造会社が検証し、これを通じて世界宇宙太陽電池市場で独歩的な立地を構築する”と述べた。
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