カカオがオンラインポータルサイト「ダウム(Daum)」の運営組織を事業部門から別途社内独立企業(CIC)に転換する。CICに転換されれば、従来の事業部門体制より意思決定速度を高め、柔軟性を強化できるようになる。ネイバー(NAVER)の先頭地位が固着化したポータルサービス領域で局面転換のための狙いだという分析が出ている。
3日、カカオ関係者は「(ダウムの事業部門を)CICに転換する案について社内で検討中である」とし、近いうちに一部の社内役職員を対象に説明会を開き、CIC運営計画を具体的に公開する計画だと伝えた。説明会の開催時期は未定だが、今月中が有力だ。
CICは、社内に特定事業を独立的に運営できるよう「代表理事」を選任し経営権を保障する構造だ。現在、カカオは傘下に一つのコマースCICがある。先立ってカカオコマース事業部門は2018年12月に分社された後、2021年9月に再び本社に吸収合併された。その後、同組織は昨年8月にコマースCICの形に転換された。
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