[写真＝聯合ニュース]
韓国政府が23日、日本の輸出規制に対する世界貿易機関（WTO）への提訴を撤回した。
産業通商資源部はこの日、日本の半導体素材3品目（フッ化水素・フッ化ポリイミド・フォトレジスト）輸出規制と関連して韓国政府が提起したWTO提訴を撤回したと明らかにした。
先立って韓国最高裁は2018年10月、強制徴用被害者に日本の被告企業が賠償せよという確定判決を下した。これに反発した日本は翌年7月、フッ化水素など3品目を対象に韓国への輸出規制に乗り出した。同年8月にはホワイトリスト（貿易管理手続きを簡素化する白色国家リスト）から韓国を排除した。これに対し韓国政府は2019年9月、日本の輸出規制措置をWTOに提訴した。
これと共に、韓国政府は日本に対するホワイトリスト復元の手続きに着手した。ホワイトリスト復元のためには産業部告示改正が必要だ。このため、韓国政府は来月12日までに戦略物資輸出入告示改正案を行政予告（意見収斂）する。
産業部は「日本の国家分類、すなわちホワイトリスト改正を通じた韓国のホワイト国（グループA）復帰が早くなされるよう韓日輸出管理政策対話等を通じて緊密に議論していく予定」と明らかにした。
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