共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表の京畿道知事時代、初代秘書室長を務めた故チョン・ヒョンス氏(64)の出棺式が11日に執り行われた。
出棺式は同日午前8時、城南市医療院の葬儀場で行われた。遺族の要請により取材陣の出入りは統制された。
チョン氏は李在明代表が京畿道知事を務めていたころの初代秘書室長で、今月9日午後6時44分ごろ、自宅で亡くなっているのが見つかった。彼は、2月に韓国検察が李代表に対する拘束令状を請求した「城南FC違法後援金」疑惑に関連して、李代表の第三者収賄容疑の共犯として検察の捜査を受けていた。
チョン氏の自宅からはノート6ページ分の遺書が発見され、「李在明代表はもう政治から降りてください。これ以上、犠牲者が出てはなりません」という内容が含まれていたという。また城南FC後援金疑惑に関与したことについて「仕事を一生懸命やっただけなのに検察の捜査対象になり、悔しい」という内容が書かれていた。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>