英国とトルコがハンファグループの大宇造船海洋買収を承認した。 シンガポールも来月初めに承認を出すと予想される中、4月にはハンファグループの大宇造船海洋買収作業が終えられるという展望が出ている。
22日、財界によると、トルコ政府は最近、ハンファグループと大宇造船海洋の結合を承認した。 英国政府も同様の結論を導き出し、ハンファグループは大宇造船海洋買収のために結合承認を受けなければならない8ヵ国のうち、2ヵ国で手続きを終えることになった。
ハンファグループは大宇造船海洋の買収を決めた後、昨年12月、韓国公正取引委員会に企業結合審査申告書を提出した。 大宇造船を最終買収するためには公取委をはじめ、シンガポール、欧州連合(EU)、日本、中国、トルコ、ベトナム、英国など8ヵ国の競争当局の規制承認が必要だ。
これに先立って、現代重工業持株(現HD現代)の大宇造船海洋買収作業は競争当局が企業結合承認を得ることができず、失敗に終わった事例もある。 独寡占を憂慮したEUの反対があったためだ。 しかし、ハンファグループは大宇造船海洋のような造船業を営んでいないため、競争当局の承認は難しくないという意見が多い。
シンガポールも来月3日までには結論を出す予定であり、日本、中国、ベトナムなども3月中には結合承認可否を決定するものと予想される。 こうなれば、4月にはハンファグループが大宇造船海洋を買収できるようになる。
業界によると、両社の買収契約条件によって、ハンファグループは現在まで一銭の買収資金も大宇造船海洋に渡していない状態だ。 競争当局の結合承認が終了すれば、本格的に資金を投入する計画だ。
大宇造船海洋側も両社の結合過程が順調に進むと見て、新しい社名の先取りに乗り出した。 ハンファ造船海洋など多様な商標を特許庁に申請した中、ハンファエアロスペース、ハンファソリューション、ハンワディフェンスなど他の系列会社と同様に、ハンファを前にした英語名を看板に掲げるだろうという予想も出ている。
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