[写真=聯合ニュース]
尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領の今年の年俸が2億4545万ウォンであるという。韓悳洙（ハン・ドクス）国務総理（首相）は1億8959万ウォン、副首相と監査院長は1億4343万ウォン、長官・長官級は1億3941万ウォン、次官・次官級は1億3539万ウォン程度を受け取る。
これは2022年度の年俸表が適用されたもので、今年4級（相当）以上の公務員の報酬を凍結したことによるものだ。
尹大統領は3日、ソウル龍山の大統領室で国務会議（閣議）を主宰し、4級以上の公務員報酬は据え置き、長・次官級以上の公務員年俸の10%を寄付するようにする「公務員報酬規定」・「公務員手当てなどに関する規定」改正案を審議・議決した。職位数基準147人が年俸据え置きおよび寄付対象だ。
一方、5級（相当）以下の公務員の報酬は前年比1.7%上がる。特に8・9級（相当）の一部実務職公務員に対しては報酬を追加引き上げる。
9級初任給（1号俸）の給料額の場合、共通引き上げ分の1.7%に追加で約3.3%を引き上げ、最低賃金引き上げ率5%水準に合わせる計画だ。
また、8・9級公務員の職級補助費を1～2万ウォン引き上げるなど実務職公務員の職級補助費も上がる。
軍人と消防・警察など公共安全分野に勤める現場公務員に対する俸給も改善される。兵長の給料は昨年の67万6000ウォンから今年は100万ウォンに引き上げられる。上等兵は61万ウォンから80万ウォン、一等兵は55万2000ウォンから68万ウォン、二等兵は51万ウォンから60万ウォンにそれぞれ引き上げられる。
実務職（消防令・警察公務員以下）消防・警察の給料は公安業務従事公務員（矯正・保護・検察・麻薬捜査・出入国管理職公務員など）水準に上がる。
一方、尹大統領は今年の年俸の10%を寄付することにした。長・次官級以上の政務職公務員140人余りもこれに参加し、造成された基金は社会脆弱階層支援に使われる。
人事革新処などによると、寄付で用意された財源約20億ウォンは脆弱階層を支援する計画だ。
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