現代自動車初の軽型スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)であるキャスパーが先月、月間販売台数の最大値を記録し、軽自動車1位になった。 韓国の軽自動車市場はキャスパーの善戦に支えられ、今年、13万台の大台を踏むだろうという期待が高まっている。
4日、現代自動車と業界によると、キャスパーの先月の販売台数は5573台と集計された。 昨年9月に発売されて以来、月間最多販売台数だ。 現代自動車内での販売順位もポーター(7020台)、アバンテ(5700台)に次いで3位を占めた。
今年に入って11月まで累積販売台数4万4493台を記録したキャスパーは、軽自動車市場1位にさらに一歩近づいた。 起亜のレイが4万583台で、キャスパーを追いかけているが、4000台に近い差を1ヵ月間で追うのは難しい見通しだ。
昨年9月に発売されたキャスパーは、同年11月の3965台を皮切りに、現在まで毎月3000台以上の販売台数を記録している。 今年5~7月、9月には4000台を超え、先月には5000台の大台を踏んだ。
自動車業界ではキャスパーの善戦が韓国軽自動車市場に活力を吹き込んでいるという分析が出ている。 韓国自動車産業協会(KAMA)によると、韓国軽自動車の販売台数は2012年に21万6221台を記録して以来、減少傾向を続けてきた。 2020年は10万3983台で、8年ぶりに半分水準に落ちたのに続き、昨年は9万8781台で、10万台が崩壊した。 これは韓国自動車市場がレジャー用車両(RV)などを中心に大型化・高級化したためと分析される。
このため、自動車業界ではキャスパーの発売当時は成功を保証できないという雰囲気があった。 しかし、キャスパーが人気を集め、今年10月までの国内軽自動車の販売台数は10万8807台で、昨年の年間販売台数を上回った。
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