
[写真=聯合ニュース]
韓国の雇用労働部は5日、来年に適用する最低賃金を時間給9620ウォンと告示した。今年の最低賃金である9160ウォンより460ウォン(5%)上がった金額だ。
最低賃金は業種別区分なしにすべての事業場で同一に適用される。
来年度の最低賃金を月給に換算すれば、週に所定勤労40時間勤務時(有給週休を含め、月209時間基準)計201万580ウォンだ。
先立って6月29日、最低賃金委員会が来年の最低賃金を時間給9620ウォンと定め、雇用部は先月8日「2023年の適用最低賃金案」を告示し異議申し立てを受けた。
労働界(民主労総)と経営界(韓国経営者総協会・中小企業中央会・小商工人連合会)で計4件の異議申し立てがあったが、雇用部は全て受け入れなかった。
雇用部のイ・ジョンシク長官は「現場で最低賃金がきちんと遵守されるよう労使が共に努力してほしい」と呼びかけた。
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