韓国水力原子力は22日、シンハンウル原子力発電所1号機が初めて臨界に到達したと明らかにした。
臨界とは、原子炉で原子核分裂反応が一定に維持されるもので、原子炉が最初の稼動に入ったことを意味する。
シンハンウル1号機は慶尚北道(キョンサンブクド)蔚珍(ウルジン)にある140万キロワット(kW)級の原発だ。韓国国内27番目の原発で、昨年7月9日、原子力安全委員会で運営許可を受けた後、原子炉に燃料を入れ、高温機能試験などを経て原子炉稼動に入った。
特に核心設備である原子炉冷却材ポンプ(RCP)と原発計測制御システム(MMIS)などを韓国の技術で作って適用した国内初の発電所だ。
韓水原は「発電所系統性能試験を経て6月初めには初の電力を生産する計画」とし「段階別主要試験を経た後、今年下半期から本格的な商業運転に入る予定」と伝えた。
亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。