1月の消費者心理、1カ月ぶりに反発・・・住宅価格の見通しは5ヵ月連続↓

[写真=聯合ニュース]


オミクロン株の拡散にもかかわらず、1月の消費者心理が小幅に改善した。金利上昇の見通しは過去最高値を記録し、住宅価格の見通しも利上げの中で金融当局が引き続き貸出規制の管理をしていくと予想され、5ヵ月連続下落傾向を示した。

韓国銀行が26日に発表した「2022年1月の消費者動向調査結果」によると、1月の消費者心理指数(CCSI)は104.4で前月比0.6ポイント上昇した。消費者心理指数は先月のウィズコロナ以後、感染者増加によって下落に転じたが、1ヵ月ぶりに再び反発した。

消費者心理指数は基準値100を基準に、100より大きければ長期平均より楽観的であることを、100より小さければ悲観的であることを意味する。消費者心理指数は最初のパンデミック(2020年1~4月)に31.5ポイント下落、コロナ第2波(2020年8~9月)に8.3ポイント下落、第3波(2020年11-12月)に7.8ポイント下落した。

韓銀側は「第4波が続いているにもかかわらず消費者心理指数が前月比上昇したのは、オミクロン株の危険度が低くなった影響とみられる」とし「今年末頃にはブースターショット接種などによってコロナ19拡散傾向が落ち着き、景気が改善するという判断が反映されたものとみられる」と説明した。

CCSIを構成する6の指数のうち、現在の生活状況CSIは91で前月と同じであり、6ヵ月後を展望した生活状況展望CSIも96で同じ水準を維持した。家計収入の見通しも100となり、前月と同じ水準を維持した。また、消費支出の見通しは111で1ポイント上昇した。現在の景気判断指数は76を記録して3ポイント下落し、昨年3月(72)以来10ヵ月ぶりの最低水準を記録した。今後の景気展望指数は93で5ポイント上昇した。

住宅価格の展望指数は100で、前月より7ポイント下がり、5ヵ月連続の下落となった。これは2020年5月(96)以降、1年8ヵ月ぶりの最低水準だ。このような結果は、住宅価格の上昇傾向の鈍化と取引量の減少、追加の基準(政策)金利引き上げの予告、家計貸出規制の展望によるものだ。ただ、下落の流れが続くかどうかは、もう少し見守らなければならないという見方だ。

物価水準の展望も152で、前月比1ポイント上がった。基準金利の追加引き上げの予想やインフレへの懸念などで金利水準の予測は139となり、前月より2ポイント上がった。就業機会展望CSIは、経済回復に対する本格的な期待心理の好転で3ポイント上昇した92ポイントと集計された。

金利水準展望は前月比2ポイント上がった139で、2ヵ月ぶりに再び最高値を記録した。従来の記録は昨年11月の138だった。過去1年間の消費者物価に対する体感上昇率を意味する「物価認識」と、今後1年間の消費者物価上昇率展望値に当たる「期待インフレ率」はそれぞれ2.7%と2.6%で前月と同じだった。
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