SK(株)C&C、2040年に炭素中立達成…SI業界初

[SK(株)C&C、2040年に炭素中立達成…SI業界初]



SK(株) C&Cが早い「Net Zero(炭素中立)」の達成を宣言し、気候変化に積極的に対応する。

SK(株) C&Cは2040年にNet Zeroを達成すると22日、明らかにした。SI(システム統合)業界で初めて炭素中立に向けた具体的計画を公開した。

これは6月、SKグループが2021拡大経営会議で、気候危機克服のために温室効果ガスの純排出量を0にするNet Zero推進計画を決議した後に行われた後続措置だ。SK(株) C&Cは昨年11月、SKテレコム、SKハイニックスなどSKグループ内の関係社とともに、企業活動に必要な戦力を全て再生エネルギーへ転換するグローバルキャンペーン「RE100」にも加盟したことがある。

Net Zeroは温室効果ガスの排出量と吸収量を同じくし、純排出量を「0」にで作って温室効果ガスがこれ以上は増加しない状態のことをいう。SK(株) C&Cはグローバル炭素中立の目標である2050年より10年前の2040年をNet Zeroの達成時点に設定した。このため、△データセンタのエネルギー効率化 △エコ自家発電投資などの再生可能エネルギーの使用拡大 △バリューチェーンの利害関係者と協力、支援の強化などを実行案として提示した。

SK(株) C&Cは先にICT事業の温室ガス排出量の99%を占めるデータセンタ関連のエネルギー運営を効率化する。AI(人工知能)・ビッグデータ・クラウドなどデジタル技術を積極的に活用したエネルギー効率化を推進し、毎年電力消耗量を3.5%以上削減する計画だ。

また、低炭素志向のデータセンター冷却装置を構築し、データ分析を活用した最適の温度維持システムを構築し、既存のデータセンターをエコたデータセンターに転換する予定だ。

エコ自家発電設備を拡充し、再生エネルギーも積極的に使用する。このため、SK(株) C&Cは3月、韓国電力公社と年5.7GWhの再生エネルギーの電力供給を受ける内容を骨子とするグリーンプレミアム契約を結んだ。

年内に板橋(パンギョ)と大徳(テドク)データセンタービルの屋上や駐車場に500kW規模の太陽光設備を設置する。水素と酸素の反応で電気を生産する燃料電池(Fuel Cell)も導入を検討中だ。

SK(株) C&CはICT技術を活用して顧客のNet Zeroの履行も支援する。通信・製造・金融・サービスなど産業現場のいたるところに適用できる温室効果ガス低減ソリューションとエネルギー生産・消費最適化システムを開発し、顧客がESGの経営を実現することができるように支援する。

また、会社が直接管理するスコップ1とスコップ2の温室効果ガスの排出源だけでなく、事業パートナーや顧客が管理するスコップ3の温室効果ガスの排出源に対する管理と削減にも乗り出す。グローバル企業の中でスコップ3に対する管理・監督を強化する企業としてはアップルが挙げられる。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기