現代重工業グループの持株会社である現代重工業持株が原油価格の下落による精油部門の大規模な損失とグローバル市況の悪化によって、大規模な営業赤字を記録した。 ただ、現代重工業持株は今年は実績の改善が行われると見て、中間配当とともに、株式額面分割を決定した。
現代重工業持株は4日、昨年、営業損失(連結基準)5971億ウォンを記録し、2019年の6666億ウォンの営業利益対比の赤字転換したと明らかにした。 売上は前年比29%減少した18兆9110億ウォンを記録した。
精油業系列会社である現代オイルバンクが昨年、営業損失5933億ウォンを記録したことが業績悪化の原因だ。
ただ、現代オイルバンクを除く全ての系列会社が堅調な実績を記録し、赤字幅を最小化した。 現代エレクトリックが黒字転換して727億ウォンを記録しており、現代グローバルサービスは史上最大の実績である1566億ウォンの営業利益を記録した。
現代重工業持株の関係者は"昨年、赤字を記録したが、今年は実績が改善するだろう"と自信した。 これにむしろ堅固な業績を見せた2018~2019年と同じ水準の株主配当をすることに決定した。 昨年の決算基準の配当金は1万8500ウォンだ。 また、今年からは中間配当を含め、上半期・下半期の2回の配当金が支給される。
創業以来初の額面分割も実施する。 額面分割割合は5対1であり、分割新株は来月の株主総会を経て、4月12日に上場される予定だ。
現代重工業持株は同日、理事会を通じてこのような内容を盛り込んだ株主の補償案を決議したと明らかにした。
現代重工業持株の関係者は"今年、改善される実績に対する自信を持って、史上初の中間配当を実施する計画"とし、"主力業種の精油や造船、建設機械部門の市況回復と相次ぐ合併を通じた規模の経済の実現で、収益創出に最善を尽くす同時に、株主価値の向上に向けた多様な政策を展開していく"と述べた。
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