文大統領、初代疾病管理庁長に「コロナ英雄」鄭銀敬氏を任命

[写真=聯合ニュース(8日、初代の疾病管理庁長に鄭銀敬疾病管理本部長が任命された)]


文在寅(ムン・ジェイン)大統領が8日、初代の疾病管理庁長に鄭銀敬(チョン・ウンギョン)現疾病管理本部長を昇進・抜擢した。

これに先立ち、政府は同日の国務会議(閣議)で疾病管理本部を12日付で独立行政機関の疾病管理庁に格上げし、保健福祉部に保健担当の次官を新たに置くなどの改編案を決定した。

国務会議で文大統領は、疾病管理本部の疾病管理庁への格上げなど政府組織の改編について「すでに世界から評価された韓国の感染症への対応システムと保健医療の能力が、より一層発展するきっかけになるだろう」と述べた。また「疾病管理本部は今回の新型コロナウイルス(コロナ19)の対応で世界の模範となった『K防疫』を率いる中心的な役割を果たした」とし、疾病管理庁を中心に感染症への対応力を一層強化し、早期にコロナ19を沈静化させる方針を示した。

さらに保健福祉部に保健・医療分野を担当する第2次官を新設することについては、保健危機が常態化している中、公衆衛生・医療の能力を大幅に強化するきっかけになることを期待した。

一方、疾病管理庁は、感染症対策に集中するため、これまでの疾病管理本部より384人増員して、定員を1476人とし、国立保健研究院、国立感染症研究所、疾病対応センター、国立結核病院、国立検疫所などを傘下に置くことになる。
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