[コロナ19] 新型コロナ治療薬「レムデシビル」、1日から供給・・・8月以降、価格交渉予定

[写真=聯合ニュース(疾病管理本部は新型コロナ治療薬の「レムデシビル」を1日から韓国に供給すると発表した)]


疾病管理本部は1日、新型コロナウイルス感染症-19(コロナ19)治療薬として特例輸入された「レムデシビル」をこの日から供給すると明らかにした。

食品医薬品安全処の特例輸入決定後、疾病管理本部は先月29日、レムデシビル製造会社のギリアド・サイエンシズコリアと国内導入協議を行い、医薬品の無償供給契約を締結した。

供給量はギリアドとの契約条件により非公開だ。疾病管理本部は今月までは無償供給量を優先的に確保し、来月から価格交渉を通じて購買に乗り出す。

レムデシビルを投薬される患者は、肺炎でありながら酸素治療が必要な重症患者に制限する。重症患者を治療する病院では、国立中央医療院に医薬品の供給を要請しなければならず、以後、国立中央医療院は必要であれば新種感染症中央臨床委員会に諮問を要請し、投薬対象者を決める。

疾病管理本部のチョン・ウンギョン本部長は、「レムデシビルの追加物量確保のため、国内輸入者のギリアド・サイエンシズコリアと引き続き協力するなど、治療薬の確保に最善を尽くす計画だ」と述べた。

一方、レムデシビルは米製薬会社のギリアド・サイエンシズ社の抗ウイルス剤で、当初エボラ治療薬として開発されたが、最近米国で行われた初期臨床試験でコロナ19患者の回復期間を31%減らしたという発表が出て注目された。

ギリアド・サイエンシズ側は先月29日(現地時間)、民間の健康保険に加入した米国のコロナ19患者の治療にレムデシビルを使って5日間治療する場合、最大3120ドル(約375万ウォン)を負担しなければならないと述べたことがある。
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