[ニューヨーク株式市場] 米FRBの利下げ及び据え置きの示唆で強含み・・・S&P 500再び最高値

  • 4ヵ月で0.75%P引き下げしたFRB…パウエル「現在の金融基調を適切に維持」

[写真=AP・聯合ニュース]


ニューヨーク株式市場は30日(現地時間)、米中央銀行の連邦準備制度(Fed・FRB)の金利引き下げなどに支えられて上昇して引けた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)でダウ・ジョーンズ指数は115.27ポイント(0.43%)上昇した2万7186.69で取引を終えた。S&P500指数は9.88ポイント(0.33%)上げた3046.77で取引を終えて再び史上最高値を更新した。ナスダック指数は27.12ポイント(0.33%)跳ね上がった8303.98でそれぞれ取引を終えた。

市場は連邦公開市場委員会(FOMC)定例会議の結果に注目した。

FRBは同日のFOMCで政策金利のフェデラルファンド金利(FFR)を既存の1.75〜2.00%から1.50〜1.75%に0.25%ポイント引き下げた。10年半ぶりの利下げを断行した今年7月末と9月中旬を含めて3回連続の引き下げた。わずか4カ月で米国の政策金利が0.75%ポイントも下がったわけだ。

FRBは声明で「景気拡張を継続するために適切に対応する」という従来のフレーズを削除した。明示的に言及はしなかったが、今回の金利引き下げを最後に、しばらくは「模様眺めモード」を取るという立場を示した。

ジェローム・パウエルFRB議長は「経済見通しが変わらない限り、現在の金利が適切だ」とし、「リスクも多少緩和されている」と述べた。続いて彼は「金利を再度変えるためには、われわれの見通しについて再検討する必要があるだろう」とし、「すでに現在の金利水準は経済を刺激するには十分低い」と付け加えた。

今後の利上げ可能性を問う取材陣の質問に「経済状況について入ってくる情報がわれわれの見通しと概ね一貫して維持される限り、現在の金融政策基調が適切に維持されるとみている」と述べた。

CNBCは、パウエル議長が経済的条件が現水準で止まる限り、今後追加利下げはないということを示唆したと評価した。

 
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기