ポスコホールディングスが米国の鉄鋼高率関税負担を克服するため、米国最大の鉄鋼会社の一つであるクリーブランド·クリフス(Cleveland-Cliffs)に兆単位規模の大型投資を断行する案を検討していることが分かった。
米大手鉄鋼会社の持分確保を通じ、直ちに現地市場に供給する物量を確保し、米国の関税障壁に正面から対応するという戦略とみられる。
クリーブランド·クリフスは30日(現地時間)、自社のホームページに掲載した声明を通じ、先月17日(現地時間)、ポスコと戦略的パートナーシップ了解覚書(MOU)を交わしたと明らかにした。
クリーブランド·クリフスは“今回のパートナーシップを通じ、ポスコは米国内の既存顧客基盤を拡大すると同時に、自社製品が米国の貿易および原産地要件を充足できるよう保障することになる”と付け加えた。
最終契約は今年第4四半期か来年第1四半期に発表され、取引は来年中に終了するものと予想した。
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