米FRB、3度目の利下げ断行・・・今後、金利据え置きを示唆

  • 0.25%P引き下げた1.50〜1.75%・・・市場予想を満たし

  • パウエル氏、しばらく追加利下げがないことを示唆

[写真=AP・聯合ニュース]


米中央銀行の連邦準備制度(Fed・FRB)が30日(現地時間)、政策金利を0.25%ポイント引き下げ、今年に入って3度目の金利引き下げを断行した。ただ、FRBは追加利下げの中断を示唆した。

FRBは29〜30日の連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利を1.50〜1.75%に0.25%ポイント引き下げた。

先月の会議で0.25%ポイント引き下げた後42日ぶりで、今年に入って7、9月に続き3回連続で政策金利を引き下げたのだ。これは金融市場の専門家の期待と一致する結果だ。

FRBは、米国経済が比較的堅調な成長を続けているが、米中貿易戦争、世界的な景気減速などの不確実性に対応するために政策金利引き下げ措置を断行したと説明した。米国経済の堅調な成長を後押しするため、政策金利を下したという話だ。

ジェローム・パウエルFRB議長は金融政策会議を終えた後の記者会見で「今後の経済状況と関連して流入される情報が、われわれの見通しと概ね一致する限り、金融政策の現在基調は適切とみている」と述べた。続いて彼は「われわれの見通しに対する重大な再評価を引き起こす状況の展開が現れる場合、それに応じて対応する。政策にあらかじめ決定されたコースはない」と伝えた。

米国CNBC放送はパウエル議長がこれまで強調してきた中間サイクル調整を終了し、経済的条件が現在の水準でとどまる限り、今後の追加利下げの可能性は低いことを示唆したのだと評価した。

実際、政策声明書でFRBは世界経済の成長や減速と低い物価に対する懸念を示したが、「景気拡張を継続するために適切に対応する」というキーフレーズを削除した。

その代わり、FRBは「金融政策の適切な経路を決めるにあたり、今後の経済見通しに関する情報の含意を綿密に検討する」と言及し、しばらく金利を据え置く可能性に重きを置いた。政策金利を決定するFOMC会合は来る12月にもう一回予定されている。
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